教育開発出版が目指す
アナログとデジタルによるハイブリット型のKeyワークとは?
デジタル教材のサポートで自立学習は進むのか?!
“ハイブリット型Keyワーク” 企画立案者からのメッセージです。
1. 教育開発出版が目指すアナログとデジタルによるハイブリット型のKeyワークとは?
現代の学習環境では、多様化する個々の生徒の学びに対応した指導が求められています。そこで、今回の『Keyワーク』シリーズの改訂では、効果的に生徒・教師をサポートする教材へと進化させます。
目指したのは、「アナログとデジタルによるハイブリット型教材」です。
教育開発出版は、アナログ教材(紙の教材)とデジタル教材を融合するにあたって、それぞれの強みを次のように考えます。
・アナログ教材(紙の教材)の強みは、デジタルよりも自由に書き込みができる点や手を動かすことで記憶に残りやすく、集中力を養うことができるという点。
・デジタル教材の強みは、動画解説や学習の管理ツールを活用することで、生徒の効率的な学習や自立学習のサポートができる点。教師の指導負担を軽減できる点。
教育開発出版が目指した「Keyワーク」シリーズは、これらの利点を最大限に活かして学習環境の課題解決を実現するハイブリット型教材です。是非、個々の生徒に対応した指導にご活用ください。
2. デジタル教材のサポートで自立学習は進むのか?
今回改訂するKeyワークには、「KK‐BOOK」という電子書籍が付属します。このKK‐BOOKからは、「解説映像・音声」「学習管理ツール」「デジタル補充問題」「解答と解説」などのコンテンツを無料で利用することができます。従来の紙の教材だけではできない学習をサポートすることが目的です。
このコンテンツには、次のような特徴があります。
・解説映像・音声:解説映像では、紙面では表現できない視覚的な動きや解説が確認できます。また、英語では単語や英文の読み上げ音声が聞けるので、正しい発音を確認しながら学習することができます。何度でも繰り返し視聴できるので、自分のペースで理解を深めることができます。
▼理科の実験動画
・学習管理ツール:問題の正答数を理解度として管理しますので、苦手な単元を把握することができます。また、学習した日も記録されますので、いつどこまで学習したかを把握するこができます。この学習管理は生徒用と教師用を用意します。教師用では、個々の生徒の状況を簡単に把握できるため、学習の進捗確認や弱点対策がスムーズになり、指導の負担も軽減されます。塾サービスの付加価値の一つとしてお役立てください。
▼教師閲覧用の学習記録表(イメージ) 確認したい生徒の学習結果を抽出したもの

・デジタル補充問題:紙ではなく、WEB上で演習するデジタル補充問題を用意しました。このデジタル補充問題には、タッチパネルを利用した書き込み機能や、自動採点機能が備わっています。自動採点により瞬時に結果が出るため、採点作業の時間短縮につながります。
▼タッチパネルを利用した書き込み機能

▼自動採点機能

・解答と解説:KK‐BOOKには、「解答が載っていないKK‐BOOK」と、「解答が載っているKK‐BOOK」の2種類を用意しており、どちらのKK‐BOOKを使用するのかは教師がコントロールすることができます。生徒に解答を見せたくない場合は「解答が載っていないKK‐BOOK」を、自宅学習用として持たせる場合は「解答が載ったKK‐BOOK」を使用させるなど、用途に合わせた利用が可能です。
「KK-BOOK」を活用することで、生徒は自分に必要な学習コンテンツを選択して進めることができるので、自立学習が自然と身につきます。これにより、授業内外での学習の効率化や、定期試験や入試での成果にも大いに貢献できると考えます。
最後に、教育開発出版は55年にわたる経験と信頼を基に、常に時代の変化に対応しながら、生徒の学びを深め、教師の指導をサポートする教材を提供し続けます。
「Keyワーク」シリーズは、アナログとデジタルの最適な融合によって、これからの教育に新たな価値をもたらす教材になると確信しております。