教育開発出版の紙に纏わるこだわりとは?
新版Keyワークは“紙”を変え教材が軽くなりました。
2回目の登場 代表取締役 糸井からのメッセージです。

先生方は毎日、元気に通塾する児童生徒の姿をどのような思いで見ていらっしゃるのでしょうか?学校の授業や部活が終わってから疲れていても通塾する児童生徒も多いはずです。先生方は「よくぞ来てくれたね!」といった思いで迎えていらっしゃるかと思います。
私は『学習塾は不思議な店だ!』と感じることがしばしばあります。「旨いものを食べたいから飲食店に行く。」「素敵な衣装を購入したいから衣料品店に行く。」お客さんの「行きたい!」という意思があってこそ店は成り立っています。しかし学習塾はどうでしょうか?全ての児童生徒が本当に「行きたい!」と感じて通塾しているのでしょうか?「親が行けと言ったから。」「行かないと怒られるから。」等といった強制感から通塾する児童生徒も少なからず存在するはずです。
“児童生徒が自ら通いたくなる楽しい塾”を目指すことは学習塾にとって重要なことです。 そのために先生方は日々、授業のスキルアップ等に努力されていると思います。一方、子供たちは勉強をしない理由を探す名人です。「今日は気分が乗らないから」「疲れているから」等といった理由を見つけては勉強をしないことへの正当化をするものです。そもそも勉強好きな子供は稀有なのです。現に私がそうでした。
先生方は通塾してくる児童生徒のカバンの中の重さ(何キロ?)を考えたことがありますか?当社の問題集は一冊で600~700グラムほどの重量があります。問題集(三冊ほど)とノート、筆記用具を合わせて2キロから3キロほどと推測されます。児童生徒たちは学校の授業や部活が終わってから疲れていても重い荷物を持って通塾しているのです。児童生徒に「教材が重いから」という理由で勉強や通塾をしない正当化をさせてはなりません。
教育開発出版では次年度からの新版Keyワークの紙質を変えて教材の軽量化を図りました。これまで当社では学習現場での使用状況に鑑み、強度が高く重い紙を優先して採用してきました。新版Keyワークはその強度を維持しつつも軽い紙を採用し教材の軽量化を実現しました。勿論、ページ数や内容はこれまでと同様です。教育開発出版は“児童生徒が自ら通いたくなる楽しい塾”づくりを応援しています。
