ICTツールを活用する塾や学校では生徒の成績がアップするのはホント?
ICTツールを上手く活用し、生徒の学力アップまで導くコツとは!
システム開発元 エルソフト株式会社からのメッセージです。
今回の新教科書についてまず感じたことは、二次元コードが増えたということです。
そしてこれまでただ紙面に配置されていることが多かった二次元コードに説明がつき、「これは動画に繋がるよ」「問題に繋がるよ」「別の資料に繋がるよ」といったアナウンスが増え、使い勝手が向上したように思います。また、教科書の最初で、これらのデジタルコンテンツをどう使うのかというガイダンスにページを多く費やしています。
とにかくデジタル感を強めていくというフェーズからデジタルを使うというフェーズに移行したと感じました。
これ自体は教育ICT業界に身を置くものとしては非常に喜ばしいことです。
しかしながら、上記がまだゴールではないことは明白です。
ゴールはデジタルコンテンツが使える状態を作ることではなく、それを活用した子どもたちの深い学びによる学力アップのはずです。
それはつまり、授業をする先生にとっての便利ツールで終わらせずに、生徒自身が自宅で自立学習に活用できてこそ学力アップに寄与すると考えます。
その場合、先生側で生徒の学習をコントロールすることが極めて重要です。
説明が詳しく、扱いやすければ、生徒が勝手に勉強するのか?答えは皆さんおわかりですよね。先生からの声掛けが無ければ多くの生徒は手をつけません。
別の観点でもう一つ重要なことは、生徒に何をやるべきか示すことです。
自立学習という言葉は生徒に任せると解釈されることがあります。当然それができる子にはよいでしょう。それが難しい子に対しては、自立して学習できるところまで導いてあげる必要があります。適切に手を差し伸べることは決して自立学習の阻害にはなりません。
以下に示すPSCCサイクルを回すことが自立学習の成功、学力アップにつながると考えます。
①学習を計画し促す(Plan)
②生徒が学習をする(Study)
③学習状況を確認する(Check)
④生徒と対話しフォローする(Communication)
実はこのPSCCサイクルは、人=先生を軸にデザインされています。教育は先生が不在では成り立ちません。
さらには、労務軽減が叫ばれる昨今、これらを人力のみでやりきることは困難です。
そのソリューションとして、我々は「Myeトレ」の活用提案を行っております。
Myeトレは豊富なコンテンツ量と手書き入力によるスモールステップ学習を武器にPSCCサイクルを達成して学力アップに貢献できるツールです。しかも、先生が最小限の労力で、フローの中で自然にPSCCを達成できる仕組みを整えました。
先生側の効率追求型DXにとどまらず、生徒を巻き込んだ学力追求型DXをぜひご検討ください。