機械工具メーカーの代理店営業という仕事に、いつも歯がゆさと漫然とした不安を感じていた。
転職活動に踏み切るまでに、時間は掛からなかった。
転職サイトを見ていたときに、目に入った「教育業界を壊す」という文言。
教材で子どもたちの能力向上をサポートし、多くの人に貢献できる。
そしてなによりも「教育」を軸に、自由な発想で営業に携われる。
ここでなら、自分らしく働ける――。
今までの不安が消えたように、数年ぶりに心が晴れやかになった瞬間だった。
教育の現場でも「このままではいけない」という不安を持っている関係者はいる。
だからこそ、クリエイティビティとコンサルテーションを発揮できる。
社内の仲間にも提言する。
ときには、耳が痛くなるようなことも言い続ける。
教育コンテンツを「本」という形から脱却させるために。
既存のメディアにはなかった、マーケットを創造するために。
常識に囚われていては、新しい価値を創ることはできない。
だからこそ、やるんだ。僕たちが。
全ては、新しい教育を創るために。