映像・新中学問題集のあゆみ
編集制作部 副部長 奈良浩靖

「映像・新中学問題集」は、単元の基本的な理解を助ける教材です。生徒に映像で予習してもらい、授業の理解度をより高めてもらうことを企図しています。また、欠席時のフォローとして活用いただくケースも多いです。
最初の「映像・新中学問題集」は、紙面画像に手書きの解説を書き込むものでした。手元の冊子紙面と同じものに解説が展開されるという点がシンプルで、特に数学においては、式の展開や図形への書き込みをわかりやすく示すことができました。
一方で、この手法は“動き”が乏しく、特に理科・社会では視聴率が伸び悩みました。そこで、理科・社会は抜本的な3つのリニューアルを行いました。
- アニメーションを多く施しました。理科の「天体」など、動きを示すことで理解が促進される単元では特に効果がありました。
- 先生と生徒のキャラクターが“掛け合い”をするフォーマットにしました。名前は「みどり先生」と「とおる君」です。とおる君が素朴な疑問を投げかけたり、あえて間違った発言をしたりすることで、視聴者(生徒)の疑問や間違えやすいポイントを解消することを企図しました。
- 映像の終わりに「確認しよう」のコーナーを設けました。ポイントを、板書あるいは基本問題で確認するコーナーです。3~5分くらいの映像でもなかなかの情報量があります。映像の終わりに、それらを整理することで、理解が着実に進むようにしました。

これらのリニューアルにより視聴率が大きく伸び、効果も向上しました。その結果、基本を理解したうえで生徒が授業に臨むようになり、演習時間を確保できるようになったという評価をいただきました。企画からリニューアルまで、とても充実した時間でした。
今後も、映像に限らず、ひとりでも多くの生徒に、たくさんの学ぶ喜びを届けるため、不断の努力を続けてまいります。




